レンシュウ
物語の終わりはハッピーエンド
みんな仲良く幸せに暮らしましたとさ
みんなって誰
幸せって何
物語は終わることのないエンドレスワルツ
螺旋階段のような世界を回り続ける
結末は上にありますか 下なのでしょうか
世界は変わる 変わらない
差し出される手
掴み取る手
壁の花もお美しい
踊れ 踊れ 狂うまで
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18.
JanuaryFebruaryMarchAprilMayJuneJulyAugustSeptemberOctoberNovemberDecember 2007
レンシュウ
心は体の中にあるの
血と肉の中にあるの
だから
どろどろしているの
だから
あたたかい
18.
JanuaryFebruaryMarchAprilMayJuneJulyAugustSeptemberOctoberNovemberDecember 2007
レンシュウ
モナ リザ のように
目の前の真実だけを
目の前に真実は無くとも
優しさだけを
優しさでは無かったとしても
正しい姿を
正解が無くても
14.
JanuaryFebruaryMarchAprilMayJuneJulyAugustSeptemberOctoberNovemberDecember 2007
レンシュウ
左の耳だけがじんじんと熱を持っている
胸の左側がざわざわと煩い
じわりじわり広がって行く
両手を広げて
全身で受けて
飛んで行くから
04.
JanuaryFebruaryMarchAprilMayJuneJulyAugustSeptemberOctoberNovemberDecember 2007
レンシュウ
心を揺さぶられる話を読んで彼らと同じ年に読んでいたなら変われただろうかと考える。選ぶのはいつだって自分。まわりの大人の影響は大きい。大人の大切は現実味がなくて軽くて滑り落ちてしまう。大人のなかでは過ぎてしまってきれいに整理整頓整っているから。余分なものはなくなってる。その余分が手放せないのに。どこかに置き忘れてたり、しまっていたり。違う道を見かける度あのときこのみちをえらばなければとおもう。歩いてきた道はまっすぐでも複雑に曲がりくねっていてもひとつだから。短くてもながくてもひとつの物語しか紡げ無いの。そして何時だってたった一人の主人公。
01.
JanuaryFebruaryMarchAprilMayJuneJulyAugustSeptemberOctoberNovemberDecember 2006