心を揺さぶられる話を読んで彼らと同じ年に読んでいたなら変われただろうかと考える。選ぶのはいつだって自分。まわりの大人の影響は大きい。大人の大切は現実味がなくて軽くて滑り落ちてしまう。大人のなかでは過ぎてしまってきれいに整理整頓整っているから。余分なものはなくなってる。その余分が手放せないのに。どこかに置き忘れてたり、しまっていたり。違う道を見かける度あのときこのみちをえらばなければとおもう。歩いてきた道はまっすぐでも複雑に曲がりくねっていてもひとつだから。短くてもながくてもひとつの物語しか紡げ無いの。そして何時だってたった一人の主人公。
01.JanuaryFebruaryMarchAprilMayJuneJulyAugustSeptemberOctoberNovemberDecember 2006
流出
レンシュウ